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ライフイベントとは、人生におけるさまざまな出来事をいいます。
たとえば、入学、就職、結婚、起業、出産、退職等々です。
こうしたライフイベントは、人間にストレス症状をもたらすことが知られており、その影響の大きさはライフイベントによって異なります。
最も影響の大きなライフイベントは「配偶者の死」ですが、そのほかにも離婚や解雇なども大きなストレッサーになりえます。
ライフイベントは影響の大きさに違いもありますが、複数が重なることによって、人に与えるストレスの大きさもその分増加していくといわれています。
また、一般的にはおめでたい出来事ととらえられる結婚や出産などもストレッサーとされており、こうしたライフイベントの際には適切なストレスマネジメントが求められるといえます。
今回は、こうしたライフイベントに対し、どのような考えで臨んでいくべきなのかという点についてご紹介いたします。
1.リラクゼーションの時間を持つ
さまざまなリラクゼーションの方法があります。
例えばアロマオイルなどを用いて、お風呂にゆったりつかるというのもそうですし、瞑想をするというのもいいかもしれません。もし時間やお金が許せばリラクゼーションサロンに行って癒しの時間を持つことも良いでしょう。
2.考え方をポジティブに保つ
ライフイベントをポジティブに受け止めることです。
「こんなことが起きるなんであり得ない」「もうおしまいだ」などといった考えを持てば、余計につらい気持ちになります。
「長い人生においてはこうしたこともあるんだな」とか「世の中の多くのことに比べれば大したことではないな」とか「このことを通して私は成長できるに違いない」というようにポジティブな考えを持つことによってライフイベントは人生における一種のスパイスのようなものに変わるのです。
3.他に打ち込めるものを探す
趣味でもスポーツでもいいのですが、自分が夢中になれるものに打ち込むことも大切です。ライフイベントによって頭の中がいっぱいになってしまうことを防いでくれます。
また、人生において何か別の楽しみを持っているということは視野を広げてくれることにも役立ちます。
4.ユーモアを忘れない
何か大きな出来事があると、ついつい深刻になってしまいます。そして笑いを忘れがちになります。でもユーモアは人生においては重要な要素の1つです。日常のさりげない1コマにもユーモアを忘れず、他の人との会話の際にはユーモアを交えるように意識すると良いと思います。それともちろん笑顔も忘れないでください。
大変な時にユーモア?笑顔なんて無理無理!とお感じになられるかもしれません。でも無理にでも笑顔でいることが気持ちをリラックスさせてくれるといわれています。私たちは楽しいから笑うのは当然ですが、笑うから楽しい気持ちになるという側面もあるのです。
5.相談する
とてもつらいと感じる時にはひとりで抱えるのではなく、いろいろな人に相談すると良いでしょう。身近なところでは、信頼のおける友達に相談することが考えられるでしょう。また、思い切ってカウンセリングを受けるのもよいかもしれません。身体的な症状が辛ければ心療内科等の医療機関を利用するのも手です。
とにかくあまり我慢しすぎないようにし、他の人を頼るという気持ちが大切です。
まとめ
ライフイベントは人により異なってきますが、多かれ少なかれ、誰にでも訪れるものであり、避けては通れません。ライフイベントに対する受け止め方を変えることによって少しでも影響を減らす努力が大切なのだと思います。
by K.
May your heart and soul be peaceful!スポンサーリンク