学習は、まずは真似ることから始まる モデリングの原理

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山本五十六さんの有名な言葉があります。

 

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ

人が誰かに何かを教えるときにはこのような事項が必要になるということを表しています。私はこの中でも、最初の「やってみせ」ということがとても大切だと思います。

 

モデリング

人間は、ただ口であれこれ言われても、具体的にどうすればよいのかがわからないことが多いものです。たとえば子どもに逆上がりを教えるとします。そのときに「まず鉄棒をしっかり握って、次に足で地面を思いっきり蹴って足を高く上げ、鉄棒を自分のお腹にぐっとつけて、そのままの勢いてくるっと回る・・・」等々の説明をしても全く伝わらないと思います。ところが、子どもの目の前で、実際に逆上がりをやって見せれば、すぐにどのようなものであるかがわかります。

 

学ぶとは真似ること

モデリングというのは要するに真似ることです。真似るというと、猿真似という言葉があるように、どちらかといえば軽蔑的なニュアンスで使われることがあります。しかし、学習の出発点はやはり真似ることではないでしょうか。まずは型をしっかり身体に叩き込み、その後、経験を積む中で、自分なりのやり方、オリジナリティを発揮していけばよいのだと思います。スポーツでも、勉強でも、仕事でも同様です。最初は、自分が目標としたい人物を真似ることが効率的な学習に繋がるのではないでしょうか。

May your heart and soul be peaceful!

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